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既に膿んでいたり腫れているなど重度の虫歯(むし歯)になってしまった場合は、緊急性が高いので1歳前半でも治療に踏み切ることがあります。
しかし、年齢が低ければ低いほど治療に伴う困難や、お子さんへの身体的負担も大きいと言えます。
虫歯(むし歯)の程度が軽度の場合は体力もついてくる2歳半以降まで進行抑制剤(サホライド)等を使用
しながら経過観察をしてから治療開始とした方が安全です。
一般に3歳半よりも低年齢のお子さんは治療に協力できないのが普通です。
当院ではお子さんの扱いに習熟したスタッフが、動きを抑えて治療をします。特別な場合を除いて、
身体の動きを抑制するネット状の器具(レストレイナー)等を使用しなくても、的確な治療、処置が可能です。
たしかに進行抑制剤(サホライド)は虫歯(むし歯)の部分が黒くなってしまいますが、かなり効果のある薬です。
上の回答欄でも記しましたが、年齢が低いお子さんにとって、虫歯(むし歯)治療は負担が大きいので、治療開始までの間は見た目が良くないのは辛抱していただきたいところではあります。
ただ、保護者の方が、歯が黒いことに心を痛めて子育ての意欲にも影響しているような場合には、
黒くならない仮の治療をしたり相談の上で治療開始を早めることもあります。
地域の1歳6か月児健診で虫歯(むし歯)がみつかるお子さんは1~2%程度です。
つまり、それより以前に歯科医院を受診して健診を始めるのが望ましいわけです。歯に関する健診は最初の歯が生えてから遅くとも1歳の誕生日頃までにお受けになることをお勧めします。