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歯の色が気になる

※正しい診断を得るためには、必ず歯科医師の診察を受けてください。

色素沈着(ブラックステイン)

外傷による歯の変色

エナメル質形成不全

虫歯(むし歯)(う蝕症)

■色素沈着について

■どんなもの?

歯の表面に食品やお茶などに由来する色素がついたもの、お口の中にいる細菌に関連すると考えられる色素がついたもの、などもともとの歯の色ではなく、後から歯の表面に色が着いた状態をいいます。写真のものは、黒くて細かい粒子状の色素がつながるように着いています。ブラックステインと呼ばれる細菌由来のものと思われます。
ブラッシングではじゅうぶんに除去することはむずかしいのですが歯科用器具等でこするとはがれてきます。

■処置は?

いずれの原因であっても、この歯の表面に着いたものは虫歯(むし歯)とは 全く関係がありません。歯周病との関連はまだはっきりしていませんが、 少なくとも小児に関しては害がないと考えられます。
歯科医院で清掃用器具を用いたクリーニングをすることで除去することができます。しかし、一旦除去してもしばらくすると再び付着してきます。
虫歯(むし歯)等他の病気との鑑別が必要ですので、歯科医師に見てもらい、色素沈着であることがはっきりしたなら、あまり気にしないで、検診を兼ねてときどき除去してもらう程度で良いでしょう。

■外傷による歯の変色について

■どんなもの?

転んで歯をアスファルトの道路のような固い物にぶつけた場合、歯が折れたり揺れたりという症状がなくても、しばらくしてから(数日から数か月後に)歯が不透明に黒ずんで変色してくることがあります。
変色が強い場合は、歯の内部にある「歯髄」という組織が歯根(しこん)の先端で他と接続している部分がダメージを受けて、歯髄はいわば死んでしまった状態になったことを示します。

■処置は?

乳歯の場合でも通常は歯の内部の治療(感染根管治療 かんせんこんかんちりょう)をおこないます。歯の裏側から削って穴をあけ、変性した歯髄を除去して歯の内部を消毒する治療です。
また、濃い色の変色が起きずに、歯髄が石灰変性(せっかいへんせい)という状態になり、硬い組織に置き換わっていく現象が見られることもあります。そのため上記の治療ができないこともあり、その場合には経過を見ていくことになります。
治療をおこなった場合でも、おこなわずに経過を見る場合でも、このようになった乳歯は、永久歯への生えかわりの際に、自然に脱落しにくくなります。
7~8歳の生えかわり時期が来る少し前から、歯科医院でX線などで状態を観察していき、必要があればタイミング良く抜いてもらいます。時期を逸すると、本来とは違う場所に永久歯が出てきてしまうことがあります。

■エナメル質形成不全について

■どんなもの?

歯の表面を構成するエナメル質が、なんらかの原因でうまくできあがらなかった状態で、歯にくぼんだ部分があったり、色が茶色がかっていたりします。
永久歯にはよくありますが、稀に乳歯でもみられます。病気など全身的な原因が考えられるケースでは、複数の歯にわたってあらわれることもあります。
1本の乳歯だけにあらわれた場合には、その後に生えてくる永久歯が同様の状態である可能性はほとんどありません。複数の乳歯、特に奥の歯にもあらわれている場合には、これらの乳歯と同時期につくられる一部の永久歯(前歯や6歳臼歯)に同様のエナメル質形成不全がみられることがあります。
乳歯が外傷を受けたり、重度の虫歯(むし歯)だった場合に、その後に生える永久歯にエナメル質形成不全がみられることがあります。乳歯の虫歯(むし歯)や外傷も、乳歯だからと軽視せずに適切な処置を受けることが大切です。

■処置は?

軽度のもので、穴や窪みがなければ処置の必要はありません。軽度でないものも、多くの場合、 虫歯(むし歯)の治療と同様の方法で修復することができます。

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※症例写真はすべて、患者さん・保護者の承諾を得て掲載しております

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