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当院の診療の特徴

少子化の時代にあって、小児歯科専門の診療所の数は減ってきています。しかし、小児科医の不足が社会問題となっていることからもわかるように、 乳幼児、小児の医療には専門的な対応力が求められ、歯科においても小児に対するきめ細かな診療を望む保護者の声は少なくありません。

一方、自由標榜制のもとで「小児歯科」を標榜する歯科医院は数多くありますが、日本小児歯科学会の会員数はそれよりはるかに少ないのが実情です。 小児歯科としての専門性の高さや乳幼児が多く受診している歯科医院かどうかを一般の方々が見分けにくいという現実があります。
乳幼児の虫歯(むし歯)は全体には減少してきていますが、今でも重度の虫歯(むし歯)になってしまうお子さんは多く、そうしたケースに適切な歯科治療をおこなった後に、 将来を考えた虫歯(むし歯)予防のプランを立案することのできる歯科医院は限られています。

当院では低年齢で重度の虫歯(むし歯)になってしまったお子さんの診療を積極的に実施しています。
中でも1~2歳の時に既にジュースやイオン飲料の常飲、長時間の授乳や哺乳びん使用を背景とした重度の虫歯(むし歯)(上の前歯が溶けたように虫歯(むし歯)になるのが特徴です)になってしまったお子さんの治療とその後のケアに特に力を入れています。 このようなお子さんたちは成長後も虫歯(むし歯)になりやすい傾向が続くため、将来歯のことで困らない人生を送ることができるよう、治療後もフォローしていきます。

近年は小児の歯科治療について積極的な対応が見送られる事例が増えています。
歯科医院を受診したのに、問題の解決に至らずお困りの保護者の方は、ぜひ当院を含む小児歯科を受診してみてください。

~こんな方はご相談ください~

私たち専門医は必ず状況を打開し、お役に立てることと思います。
当院を受診される場合は必ず電話予約 (0463-21-5073)をお願いします。
電話でのご相談もお受けしておりますが、遠方にお住まいの方やお子さんに痛みや腫れなどの強い症状がなければメール相談(pake@ua.airnet.ne.jp)もご利用ください。

診療方針

OQTシステム

エンゼル歯科では、虫歯(むし歯)が多数あっても1回の診療で多くの歯の治療をおこなう
OQTシステムを採用しています。OQ(One Quadrant:口の中全体の1/4)を、
1回でT (Treatment:治療・処置)する、という意味です。

(上図:乳歯列のOne Quadrant)

局所麻酔の効果は数本の歯に及びますので、お子さんの様子を見ながら、可能であれば麻酔が効いている複数の歯(2~4本)を一度に治療する計画を立てます。
また、光で硬化させるコンポジットレジンという歯科材料を多用していますので「型を取る」「仮の歯を入れる」などの必要がなく、効率よく治療が進んでいきます。

「1歯ずつの治療」「型を取って次回に修復物を入れる」などの方法に比べ、通院回数もはるかに少なくて済みます。

麻酔について

当院では、痛みを感じることなくじゅうぶんな処置を受けて頂けるよう、
多くの場合に局所麻酔を使用して治療をおこないます。

表面麻酔

局所麻酔の前に歯肉の表面に
ゼリー状の麻酔剤を塗ります。


局所麻酔

その後局所麻酔をしますが、面麻酔が効いた状態で小児特有の方法で痛くないように麻酔をしますので、痛みはほとんど感じません。

※処置終了後は次のことにご注意ください。
処置後も麻酔の効果が残っているため、くちびるが腫れているような感じがします。

  • ■小さなお子さんではそれを気にしてくちびるを自分の歯でかんでしまったり、くちびるを吸い込んだり、袖口などでこすってしまうことがあります。
  • ■特に、下の歯を治療した後にかんでしまいやすいのでご注意ください。
  • ■痛みがないため気づかないうちに傷つけてくちびるがふくらみ、少し時間がたつとそこが白くなってきます。
  • ■麻酔の効果は2時間くらい残ることもありますので、気をつけてあげてください。
  • ■もし、くちびるをかんでしまったときは、処置をおこないますのでご連絡ください。

診療制度のご案内

平塚市など多くの自治体では乳幼児医療費の助成制度があり対象になる方は保険診療分の窓口負担は無料です。
その他いくつかの医療費助成制度があります。
受給証を窓口にてご提示ください。

診療の流れ

当歯科医院では、通常次のような手順で受診していただいております。
ご協力をお願い申しあげます。

01

受付に保険証をご提示ください。

  • ・医療費助成の受給証をお持ちの方は合わせてご提示ください。
  • ・保険証は毎月確認させていただきます。

02

問診表の記入をお願いいたします。

03

お名前をお呼びしましたら診察室へお入りください。

  • ・3歳以上のお子様は原則としてお子様だけで入室させてください。
  • ・体調が悪いときや、あらかじめお知らせいただくべきことがある場合には早めにお伝えください。

04

お口の中全体の診査をいたします。

  • ・急患の方(痛みや腫れがあるときや外傷など)は症状の強い部分を中心に診査をいたします。
  • ・必要があればX線撮影をおこないます。

05

治療・予防処置の計画をご説明いたします。

  • ・保護者の方をお呼びいたしますので、ご入室ください。
  • ・治療費用や通院回数の見込みについてもお話します。どのようなことでもお気軽にご質問ください。

06

ご同意があれば計画にもとづいて
1回目の治療・処置をおこないます。

  • ・保護者の方は待合室でお待ちください。
  • ・お子様の治療・処置内容に大きな変更が生じるときなどに、保護者の方をお呼びすることがあります。

07

治療・処置終了後は受付でお呼びするまで
待合室でしばらくお待ちください。

08

会計・次回の予約等をお願いいたします。

治療終了までの流れとアフターケアについて

虫歯(むし歯)は人によってかかりやすさが違う不公平な病気です。
低年齢で虫歯(むし歯)になってしまったお子さんは、治療も大切ですが、その後の予防処置やアフターケアはもっと大切です。 また、ご家族の方(特に子育ての中心となるお母さま)に虫歯(むし歯)が多かった場合には、ミュータンス菌の感染により、 お子さんも虫歯(むし歯)になりがちです。でも、同じ苦労をお子さんにはさせたくないとお考えになると思います。
このようにリスクの大きなケースであっても、積極的な予防処置や定期的なチェックによって、 今後虫歯(むし歯)と縁のない人生をお子さんにプレゼントすることは可能です。
また、小児期は顎の成長や歯の生えかわりに伴い、お口の中に様々な問題が起きやすい時期でもあり、 お子さんに対する定期的なフォローは成人以上に大きな意味があります。

当院における治療とその後のアフターケアは次のような流れとなります。

01

初診ではお口の中を詳しく調べ、治療や予防処置の方針についてご説明します。

02

治療・予防処置OQTシステムにより、必要に応じた回数の通院をしていただき、虫歯(むし歯)の治療や予防処置をおこないます。

03

保護者の方にブラッシングとフロスの練習をしていただき、PMTCやフッ化物応用で一連の処置が終了となります。

このような治療や予防処置が終了した後は、虫歯(むし歯)のリスクの程度に応じた間隔で(3~6か月ごとに)定期診査をお受けになることをおすすめしています。
定期診査では、新しい虫歯(むし歯)がないか、今までに処置した歯に問題がないかを含め、細かい点まで記録を取ります。

04

定期診査の際には、シーラント処置やPMTC及びフッ化物応用などの予防処置について、ご提案します。

05

永久歯への生えかわりや歯ならびについても随時フォローしていきます。

上記はおおまかな流れですが、それぞれのお子さんに応じてきめ細かいアフターケアを実施していくことにより、 虫歯(むし歯)やお口の中のトラブルを予防していきます。

発達障がいや疾患のあるお子さん 通院を中断したお子さんの保護者の方へ

お子さんの状況によりますが、発達障がいや疾患をお持ちのお子さんの歯科診療をお受けしております。
現時点では発達や特性などがはっきりわかっていない場合も多いと思います。
歯科診療を進める上で何らかの配慮が必要と思われるお子さんについては、ご予約のお電話をいただく際などにご相談ください。

また、他の歯科医院への通院が挫折してしまったお子さんでも、当院で局所麻酔とラバーダム使用のもとで拒否なくスムースに治療できる場合もあります。
当院受診をご検討ください。

先天性心疾患のあるお子さんで歯科治療時の抗菌薬投与が必要など、小児科の主治医との連携を要する場合はお口の中を拝見した後に小児科医師に文書等で問い合わせてから治療に着手いたします。

年齢や歯科診療への協力度、障がいや疾患の種類や状況、お口の中の状態によっては他の医療機関に紹介させていただくこともあります。

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