2015年05月11日
小児歯科専門医として
私は平塚歯科医師会の中の公衆衛生委員会という組織に所属しています。
昨年、この委員会で乳幼児健診(1歳6か月児健診や3歳児健診など)に使用するマニュアル的な資料を作成することになり、小児歯科専門医であることから主に私が執筆し、歯科医師や歯科衛生士を対象とした「母子保健セミナー」を開催した際の説明役も担当しました。
その時に使用したスライドの中の1枚です。
左上が治療前、右下が治療後の写真です。
右上は別のケースの写真ですが左上のような状態の虫歯(むし歯)を「感染根管治療」という方法で治療してから左下のピド・フォームクラウンを使って右下のように歯の形を再現します。
ピド・フォームクラウンを用いた重度虫歯(むし歯)の治療法についてはこのブログでも再三ご紹介していますが、歯科医師や歯科衛生士であってもこのような治療法の存在自体を具体的にはご存じない方も少なくないのが実情です。
そこで、本来は健診の内容説明のセミナーでしたが、あえて治療についても少し織り交ぜてお話をし、今後の医療連携に役立てようと考えたのです。
動画もご参考いただければ幸いです。